ニューヨークショー2018(シボレー) 2018年4月12日. テスト形態:ロードインプレッション タイヤ:(前)245/40ZR20 95Y/(後)275/35ZR20 98Y(グッドイヤー・イーグルF1アシメトリック3) !(笑)。, 4気筒のLT RSに対して、よりハードなバネと連続可変ダンパーの「マグネティックライド」、そして前後異サイズのハイエンドスポーツタイヤ(ただしランフラット)が与えられるSSのシャシーは、相変わらず優秀だ。とくにロール方向にハードな水平基調の調律はいかにもアメリカンっぽいが、正確なステアリング、そして最大617Nmというすさまじいトルクをきっちりと推進力に変換するトラクション性能は、欧州の名門FRモデルに引けを取らない。, ダンピングとパワステはドライブモードをツーリング、スポーツ、トラック……と引き上げるにつれて硬く、そして重くなっていくが、トラックでのパワステが「非力な人に回せるか?」と心配になるほど重い以外は、どのモードでも極端なものではない。だから、少なくとも公道限定なら、ハイグリップ高速コーナーも柔らかいツーリングモードで普通に攻められるし、説明書ではしつこいくらいに「サーキット専用」をうたうトラックモードでも、荒れたせまい峠道でもてあますことはない。, 最終的にTPOと乗り手の好みや精神状態によって最適なモードは変わるだろう。それはカマロ自体の基本フィジカルがちゃんとしているので、末端のチューニングが少しばかり変わったところで、本質となる操縦安定性は揺るがないという意味でもある。まあ、ぜいたくをいえば、リアの接地感が同日に試乗・撮影した「BMW 330i Mスポーツ」に匹敵するくらいリアルで鮮明であればカンペキ……とも思ったが、逆にいうと、明らかなツッコミどころはその程度しかない。, 新しいカマロSSはツルシでもサンルーフ程度しかオプションのないフル装備状態で680万4000円。マイナーチェンジ前よりおよそ35万円高だ。, カマロは1台のスポーツクーペとしてのデキも素晴らしいが、なによりこれだけありがたいオーラを放つブイハチさま(=LT1)を、ご神体として間近にあがめられるだけで価値がある。カマロSSは輸入V8車として最安であるうえに、(国内で正規販売される)日本車にV8はもはやレクサスを含むトヨタにしか存在せず、しかもレクサスのV8はすべてカマロより高価だ。トヨタを含めても、これより安価に手に入るV8は「ランドクルーザー」しかない。いやこれ、マジで安い。, ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4785×1900×1345mm クルマの話題をゆるくわかりやすく伝えるカーライフマガジン「イキクル」では、新車レビュー、ドライブ情報をはじめ、クルマにまつわるさまざまなニュースやトレンドなどを車が好きな方だけでなく、ライトユーザーに向けても分かりやすく、楽しく、毎日発信しています!, 出典元:https://www.chevroletjapan.com/cars/new-camaro/model-overview.html, 日本には2017年に登場したばかりの6代目新型カマロ。この6代目の特徴として5代目モデルから約90㎏も軽量化したボディが挙げられます。もちろん軽量化しただけではなく、剛性も28%強化。近年主流の高剛性、軽量化ボディとなりパフォーマンスの向上に大きく貢献しています。, またサスペンションにもアルミニウムやコンポジット材を使用したものを採用し21%の軽量化に成功、車両の安定性はもちろんのこと、加速性能や燃費性能にも貢献しています。, 6代目カマロではカマロ史上初となるマグネティックライドコントロールを採用。これはシボレー独自の技術で、磁力で減衰力を制御するシステムです。, この磁性流体減衰力制御システムは1000分の1という速度で減衰力をコントロールすることを可能にしたシステムで、路面環境に即座に反応して車両に安定性をもたらします。, またブレンボ社製のハイパフォーマンスブレーキシステムを搭載しました。新型カマロSSのハイパワーなパフォーマンスを受け取るにはやはりブレンボ一択、ということでしょうか。, 究極の制動力、そして耐久性を誇るブレンボが装備されているからこそ新型カマロSSもそのパワーを発揮できるというものでしょう。, 2019年モデルではエクステリアのデザインが大きく変更されました。まずフロントグリルが一新され、カマロのトレードマークであるフロントグリル中央の「ボウタイ」はブラックになりグリルバーと一体化したスタイルに。, さらに中空化し、オープンボウタイへと変化しました。この仕様変更によってエアフローが増加し、冷却水やエンジンオイルの温度を従来モデルより低減することがが可能に。, ただのデザイン変更ではなくパフォーマンスの向上も考慮された変更だということですね。日本仕様では安全法規への対応の関係で全てのモデルで同じフロントフェイスが導入されるとアナウンスされています。, LEDヘッドライトも新しいデザインになりました。LEDシグネチャーライトバーが追加され、夜間の視認性を向上させるとともにより精悍な印象をもたらしています。, LEDリアコンビランプもデザインも変更になり、カマロ伝統のデュアルエレメントデザインが採用されました。躍動感のある立体的なデザインとなり、後姿を強く印象づけるかのようにレンズ周囲がブラックアウトされている点もポイントです。, この2モデルには2.0L直4ターボエンジンを搭載。この2.0Lエンジンは6代目で初めてカマロにラインナップされたエンジンです。, シボレー曰く「カマロ史上最も高効率なエンジン」ということ。最高出力275ps、最大トルク400Nmを発揮します。組み合わされるトランスミッションは8速ATのみ。, フロントシートはヒートシーター&ベンチレーション機能付きのバケットレザーシート。車内で贅沢に音楽を楽しめるノイズキャンセリング機能付きのBoseプレミアム9スピーカーオーディオシステム(コンバーチブルモデルはプレミアム7スピーカーオーディオシステム)が搭載されています。, 最上級モデルであるSSには最高出力453ps、最大トルク617Nmを発揮する6.2LV8LT1エンジンを搭載。新たに開発されたパドルシフト付きの10速ATトランスミッションはクロスレシオ化によって常時最適なエンジン回転を維持します。, SSには先に述べたマグネティックライドコントロールを採用したパフォーマンスサスペンション、4モードのドライバーモードセレクター、そしてフロントとリアの両方にブレンボ製のハイパフォーマンスブレーキシステムを標準装備しています。, その他にもユニークな機能としてSSにはスタート時のエンジン回転数やリアタイヤのスリップ率をコントロールできるカスタムローンチコントロールやバーンアウト時に必要になるラインロック機能を搭載。これは公道走行の際ではなくサーキット走行で使用したい機能ですね。, また、今回の2019年モデルの発売を記念したローンチエディションが限定販売されます。限定数はLT RSをベースにしたものが20台、SSをベースにしたものが30台の計50台。, 特別装備としてカマロの初代モデルなどに使用されたカマロの象徴ともいえる鮮烈なオレンジのエクステリアカラー、「クラッシュ」を用意。エンジンフードに施されたブラックデカールも印象的です。, アルミホイールもブラックペイントされ一際クールな印象に。インテリアはエクステリアの迫力ある雰囲気とマッチするジェットブラックで仕上げられました。, 初代カマロはSS、RS、Z28の3グレーでが発売されましたが、その中でもこのカマロ Z28はレースに参戦することを前提に開発されたホットモデルでした。, この初代のカマロ Z28は日本では所ジョージさんが所有していることでもよく知られています。, カマロ初のフルモデルチェンジを受けて2代目カマロが登場したのは1970年のことでした。プラットフォームも先代と同じものを使用し、エンジンなども大幅な変更はなかったので実質的には限りなくマイナーチェンジに近かった、という声もあります。, 最上級グレードであるZ28も先代に引き続きラインナップされますが、1974年、排ガス規制の影響によって一時的にラインナップから消える事態となりました。そのまま姿を消してしまうかと思われましたが人気モデルであったZ28は無事1977年にはラインナップに復帰します。, 1982年に登場した3代目カマロは先代モデルからボディサイズが縮小しました。先代から引き継いだ独創的なスタイルは保ちつつ、時代に合わせたシャープなスタイルへと進化し、車重も先代と比較して200㎏以上も軽量化しています。, 3世代目にはZ28のエンジンをさらに高出力化し、足回りを強化したハイパフォーマンスモデルであるIROC-Zが登場。このモデルは1985年~1989年まで販売されました。, 4代目のカマロは1993年に登場。4代目には空気抵抗の力=ラム圧を利用したラムエア過給エンジンを搭載したモデル、SSが登場しましたが残念ながらこのSSは日本に正規輸入されることはありませんでした。, 2002年に生産が中止されてカマロの歴史は終焉を迎えたかと思われましたが、2006年に初代カマロをリスペクトしたカマロ・コンセプトが公式に発表されました。, これによって5世代目となるカマロの登場が現実化し、ついに2009年に生産開始、2010年には販売が開始されます。この5世代目のカマロは2007年に公開されたハリウッド映画「トランスフォーマー」に登場するオートボット、バンブルビーとして登場し人気を博したことも復活の大きなきっかけとなったようです。, 2012年にはSSモデルを30%再設計し、スーパーチャージャーを搭載した6.2リッターV8エンジンを使用したカマロZL1が登場。579ps、754Nmを叩き出すモデルとなっています。, 6代目モデルには、日本には残念ながら導入されませんでしたが歴代最強モデルとなるZL1も存在します。, 先代同様6.2LのスーパーチャージドV8エンジンを搭載していますが、さらにパワーアップし最高出力は650psにまで達します。ニュル北コースでは、なんと7分16秒というラップタイムを叩き出したハイスペックマシンです。, 今回の2019年モデルも日本には今のところ導入予定はないようですがV8スパーチャージャーエンジンを搭載しているモデルもあるということ。ローンチモデルやSSなどの登場も楽しみですが、将来的にはこのスーパーチャージャー搭載マシンも日本に登場してほしいですね。, 【撮影】 お値打ち中古車・2代目フィアット・パンダ 初代とは全く似つかない2代目フィアット・パンダは、2004年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど[…], 「ゲス不倫」「熊本地震」「生前退位問題」「東京2020/豊洲市場問題」「アメリカ大統領選」…2016年も、多くのニュースがありました。自動車業界も同様[…], 出典元:https://www.drivingline.com/articles/the-beginning-of-drifting-d1-grand[…], 出典元:https://www.mercedes-benz.com/en/mercedes-benz/vehicles/passenger-cars/[…], 出典元:https://s1.cdn.autoevolution.com/images/news/gallery/2013-lexus-ls-seda[…], 革命児イーロンマスク率いるテスラにやってきた「影のF1界最速の男」が電気自動車の未来を変える理由, トヨタ・ハリアーがビッグマイナーチェンジ!より上質に進化したアップデート内容を解説, D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)の歴代チャンピオンドライバー・優勝車種を振り返る!, メルセデスAMG・GTに4ドアクーペが登場!CLSとは異なるAMGオリジナルモデル!, 【国産車大図鑑~セダン編】ジャンル別に各メーカーのラインナップを完全網羅!これで初めての車選びも迷わない!, 世界の高級車ランキング!日本で買える外車メーカーで最も値段の高いモデルをボディタイプ別に一覧化!, スピード違反の点数と反則金は高速道路と一般道でどう違う?一発免停(赤切符)となる超過速度と罰金はいくら?, トヨタのスポーツセダン マークX GRMNを振り返る ~ トヨタのスポーツセダンの将来は?, シボレー・カマロSS、LT RSの新型2019年モデルが日本でも発売!本国に設定されるZL1や歴代ハイパワーモデルの変遷を振り返る!. Copyright webCG Inc. All rights reserved. 俳優・高橋克典もその仕上がりに驚嘆! ソフト99最新カーコーティングの実力を体感した。, [webCG x Dplayプレミアムプラン]webCGの記事とディスカバリーの番組がすべて見放題!, 「ボルボV60」に48Vマイルドハイブリッドパワートレインの「B4」「B5」登場【ニュース】, 「スープラ」と「Z4」はどっちがおトク?兄弟スポーツカーのコスパについて考える【デイリーコラム】. トランスミッション:10段AT

最高出力:453ps(333kW)/5700rpm 最大トルク:617Nm(62.9kgm)/4600rpm テスト開始時の走行距離:2074km

そのスキール音とヒップの動きはなんともセクシー!! 2018年5月28日. B‚æ‚萳Šm‚ȏî•ñ‚̓[ƒJ[‚̃z[ƒ€ƒy[ƒW‚âƒJƒ^ƒƒOA”Ì”„“X‚É‚Ä‚²Šm”F‚­‚¾‚³‚¢B. シボレーカマロは1967年に誕生したので今年はちょうど50周年記念にあたります。 ライバル車マスタングのフォードはすでに日本市場から撤退したので、もう一人勝ち同然が目に見えますね。ダッジ含むクライスラー車は2車ほど知名度もありませんし。 走行状態:市街地(2)/高速道路(6)/山岳路(2) ラムエア過給仕様の4代目カマロss. エンジン:6.2リッターV8 OHV 16バルブ 2018年11月24日 「chevrolet fan event 2018」の会場から. シボ … 燃費:--km/リッター 車重:1730kg 参考燃費:5.9km/リッター(満タン法)/6.4km/リッター(車載燃費計計測値), ご登録いただいた情報は、メールマガジン配信のほか、『webCG』のサービス向上やプロモーション活動などに使い、その他の利用は行いません。, この記事を読んだ人が他に読んだ記事試乗記ニュース画像・写真モーターショー自動車ヒストリー特集エッセイクルマ生活Q&AFrom Our StaffデイリーコラムCarScope谷口信輝の新車試乗水野和敏的視点池沢早人師の恋するニューモデル思考するドライバー山野哲也の“目”webCGプレミアム記事一覧日刊!名車列伝動画ギャラリープレゼント, トヨタレクサススバルマツダスズキダイハツホンダ日産三菱ポルシェメルセデス・ベンツアウディBMWMINIフォルクスワーゲンボルボルノープジョージャガーアルファ・ロメオフェラーリ, 最新の10段ATや“ラインロック”機能付きのローンチコントロールなど、さまざまな新機軸が取り入れられた2019年モデルの「シボレー・カマロSS」。パワフルな6.2リッターV8 OHVを積んだ現代のマッスルカーは、どのような進化を遂げたのか?, 雪国でなくとも要注意! 冬に装着するタイヤをどう選ぶべきか、藤島知子がリポートする。. ホイールベース:2810mm 【シボレー カマロ 改良新型】日本法人社長「より洗練されたエクステリアを採用」 2018年11月25日 【シボレー カマロ 改良新型】フロントマスク刷新 529万2000円より発売. 2019年モデルの「カマロ」は、本国で2018年4月に発表され、日本では同年11月に販売が開始された。 拡大 注目の10段ATと走りにまつわる新機能 駆動方式:FR 日本上陸からわずか1年でマイナーチェンジを受けることになってしまったカマロだが、その理由は現行カマロの日本発売がアメリカ本国より遅れたせいである。本国での現行カマロは、この2019年モデルでデビューから満3年の4年目となる。, カマロの車体骨格やパワートレインは同じGMのキャデラック名義で販売される「ATS」や「CTS」のそれと共通部分が多い。つまり、そのメカニズムはまだまだ最新の部類であり、この6代目カマロも本国で2015年に発売されたばかり。今回のマイナーチェンジは、おそらく発売当初から計画されていた恒例行事といっていい。, よって、その内容も大規模なものではなく、先日ここで報告させていただいた2リッター4気筒ターボの「LT RS」などは、基本的にフェイスリフトと内装備品のアップデートにとどまる。視覚的なイメチェン効果はけっこう大きいのだが、その変更範囲はバンパーやグリルなどの樹脂部品と灯火類にかぎられて、外板のプレス部品はボンネットフードのみ。……となると、自動車業界の定義では、やはり、あくまで“マイナー”なチェンジである。, ちなみに、日本仕様ではその車体形式が1種類となるために単純に「コンバーチブル」と呼ばれる屋根開きカマロも、装備や内外装トリムなどの仕様内容はおおむねクーペのLT RSと共通だ。, そんなLT RSやコンバーチブルと比較すると、今回連れ出したV8のカマロ=SSの変更範囲はもう少し広い。内外装のデザインや装備品の変更は基本的にLT RS/コンバーチブルに準じるが、アルミ製ボンネットフードは形状のみならず、SS専用のエア抜きもより大きく、ヌケのよさそうな形状になった。, ただ、それ以上に注目すべきはトランスミッションと、GMジャパンがいうところの「パフォーマンス装備」である。この2つの新機軸は、今回はSS限定の変更となる。, なかでも最大の変更点となるオートマチックトランスミッション(AT)は、これまでの8段から10段となった。その10段ATは「ハイドラマチック10L80」という。ハイドラマチックはGMのATに使われる愛称で、10Lとは“10段の縦置き(=L)”の意味。末尾の2ケタは許容トルク容量を示す記号である。今のところ、10L80のほかにさらに容量の大きい「10L90」もあり、6.2リッターV8スーパーチャージャー(最大トルク868Nm!)を積む「カマロZL1」(日本未導入)にはその10L90型が使われている。, GMといえばトルクコンバーター(トルコン)式オートマチックを初めて実用化して、その後も一貫して自社生産してきた歴史をもつ。この10L80もその伝統どおりミシガンにあるGMパワートレイン工場で生産されるが、その開発はフォードと共同でおこなわれた。「いかにも対抗意識バリバリっぽい2社が共同開発」というところに日本人は引っかかるかもしれないが、両社のトランスミッション協業はこれが初めてではない。これ以前にも横置き6段ATが共同開発されているし、両社はこの縦置き10段ATと同時に、横置き9段ATの共同開発にも合意していた。縦置き10段のほうはすでにGMのみならずフォードでも使われはじめているが、GM主導で開発された横置き9段をフォードは後になって「やっぱりイラネ」といいだした……なんて報道も出ているが……。, 新しいカマロSSのもうひとつのキモは、ローンチコントロール(=パフォーマンス装備)の機能強化である。ローンチコントロールそのものは以前から備わっていたが、今回は発進時のエンジン回転数や後輪のスリップ率を選択できる“カスタム”機能や、前輪をロックして駆動輪のバーンアウト(ホイールスピンをさせてタイヤの温度を上げ、グリップ力を最大限に引き出す)がおこなえる“ラインロック機能”を追加した。, それにしても、このV8……すなわち「コルベット」と基本的に共通となるスモールブロック「LT1」ユニットといったら、何度味わってもチビりそうになるくらい気持ちいい。, そのフィーリングにはある種の重みとタメがともなっており、軽々しく回るタイプではない。ただ、意を決して踏み込んでいくと、4000rpmくらいから明らかに音が変わり、そこからは絞り出すような高音で歌い上げながら、レブリミッターが介入する6600rpm(回転計表記は6500rpmからレッドゾーン)まで一気に吹ける。その音はスロットルオフ時でもきちんと演出が入っており、手元の「ドライブモードセレクター」で日常づかいを想定した穏やかな「ツーリング」モードにしても、加減速を繰り返すとパンパンッというアフターファイア音が吐き出される。, 新しい10段ATは、1速が明確に低くなったり、あるいはトップギアでの回転数が飛躍的に低下したわけでない。ローエンドとハイエンドのレシオは従来と大きく変わらず、その中間をよりきめ細かく刻む設定といえる。それと同時に、大容量型の10L90型を搭載するカマロZL1では「パドルシフトでは、あのポルシェのPDKより変速が速い!」とうたうほどのキレ味自慢でもある。, ドライブモードセレクターには前記のツーリング(=ノーマル)のほか、「スポーツ」「トラック(=サーキット向け)」「雪/凍結」という4つのモードが備わるが、10段ATもモードに応じて自動変速時のプログラムだけでなく、変速スピードも変わるようだ(AT制御にかぎるとツーリングと雪/凍結は共通)。, 体感的にもツーリングとスポーツの差はあまり大きくないが、トラックではダウンシフト時の空吹かしも盛大となり、変速のキレは明らかに鋭くなる。, ただ、少なくとも今回のカマロSSにかぎると、本国のZL1が豪語するほどの鋭い変速は感じられなかった。おそらくSS用の10L80型とZL1の10L90型では、ハードウエアだけでなく制御もちがうのだろう。いずれにしても、今回のSSでは最速のトラックモードに入れても、その変速はよくも悪くも戦闘的なキレ味よりも、トルコンATらしい滑らかさのほうがはるかに印象に残った。, ただ、各ギアの刻みが細かくなったことで変速時のエンジン回転の変動も減少し、変速がよりすみやか、滑らかになったのは明白である。だから、今回の10段化による変速スピードの向上も、サーキットやワインディングロードで青筋を立ててパドル操作するときより、Dレンジに放り込んで、ごく普通に日常づかいしているときの効果のほうが大きい。, もっとも、ワインディングでの変速所作も、あくまで「豪語するほどでは……」であって、新オートマの効能は十分にあるといっていい。マイナーチェンジ前のカマロSSを試乗した際には「ボトルネックになるのが変速機で、V8エンジンとシャシーが織りなすリズム感に8段ATの作動が追いついていない感がハッキリとある」と書かせていただいたが、今回は箱根その他を存分に走り回っても、そう感じることが一度たりともなかったからだ。, 前記のとおり、今回の新機軸にはもうひとつ、進化したローンチコントロールもある。これについては、後輪から大量の白煙を上げるアメリカンマッスルらしいプロモーション動画を見れば分かるとおり、新機能のラインロックが最大のアピールポイントである。また、多種多様な車両情報が表示できるメーターディスプレイにもGメーターやラップタイマーとならんで“タイヤ温度”のページも用意されるところが、いかにも気分を盛り上げる。, 自慢のローンチコントロールはまずカマロSSの隠し機能ともいうべき「コンペティティブドライビングモード(CDM)」を起動させて初めて使うことができる。, CDMはトラクションコントロールと横滑り防止装置をスポーツ走行用に制限する機能で、スポーツモードかトラックモードの状態で、トラクションコントロールのボタンを2度押しすると起動する。もちろん、安全装置が完全に切れるわけではないので、その機能さえ分かっていれば公道でも十分に使えるものだ。しかし、カマロの取扱説明書には、このCDMについてもローンチコントロール同様に「運転技量に絶対の自信があって、サーキットなどのクローズした場所で、あくまで自己責任で使う以外には絶対にスイッチに触るな!」という趣旨の脅迫めいた表記がなされるところが、なんとも訴訟大国のアメリカらしい(笑)。, ただ、路面に盛大なブラックマークを残すことが許される場所が簡単に見つかるわけもなく、今回は残念ながらラインロックによるバーンナウトを試すことはできなかったが、もうひとつのカスタム機能がなかなか面白いことは分かった。これはエンジン回転とスリップ率を調整することで、スタートダッシュの勢いや滑り具合を状況に合わせてセッティングできるというもの。これを使いこなすには経験とセンスが必要だが、なんとも奥が深い。, ただ、カマロSSのローンチコントロールは、クルマにすべてお任せのオートモードでも優秀……というか、エンターテインメント性が高い。まずは車両をCDM状態として、メーター内のローンチコントロール画面を呼び出し、ブレーキを床まで踏みつけながらスイッチをオンにすると、エネルギーをためこむかのような数秒のタイマー作動時間を経て、ローンチコントロールが使用可能になる。, いよいよ足をブレーキから足を離すと、リアタイヤがこの種の装置としてはちょっと多めに空転したかと思えば、リアエンドがむずがるように左右に揺れつつ、背中から蹴り飛ばされた! ああ、この瞬間がアメリカ~ン!!

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